２０話 怒りの矛先は……。

まぁ……、お互い信頼し合っているからこそ、ライルも殴られるんだろうね……。
あの場合、怒りの矛先を向ける相手は、刹っちゃんしかいない訳ですし……。
刹っちゃんが、殴られ過ぎてか、朦朧としていたのが、ひっ――っ！と、なりましたが……。
受け止められる男に育ってくれた刹っちゃんが愛しくってっ！
夢の中ででも良いので、ニ―ルにぎゅ――って、抱きしめて欲しい……。
俺は、大丈夫だ……ロックオン……って、言いそうだよ……くっ……。
今回、再確認したのは、刹っちゃんが、ライルを『ロックオン』のコ―ドネ―ムじゃ無く、ライルの名前で呼んでいた事……。
刹っちゃんに取っては、ロックオンの名前は、一人しかいないんだよ……。
うううっ……。
これ以上書いても、落ち込むだけだしな……。

刹っちゃんが、ニュ―タイプになれば、天国にいる兄さんとも、通信可能になるのかな……とか、楽しい想像に切り替えますわ……。
何か、もう、辛すぎて……。